銀河鉄道 光る壁画
月曜日, 10月 13th, 2008
銀河鉄道の壁画が夜になると光り幻想的になる場所が花巻にあります。
銀河鉄道はどのくらいの速度で走行していたのでしょうか。
蒸気機関のようなイメージなのでゆっくりと旅しているような感じを受けますが、どうでしょう。
速度は距離を時間で割ると答えが出てきますが銀河鉄道の夜の物語りには
旅した距離が明らかにされていません。
☆ジョパンニが銀河鉄道に乗車していた時間について
カンパネルラのお父さんが「もう駄目です。落ちてから四十五分たちましたから。」と言っていることからカンパネルラが川に落ちて(死の開始)から死の完了までの時間が45分ということになります。
ジョパンニが眼がさめてカンパネルラの溺れた川まで行く時間がおよそ5分位と考えるとジョパンニが銀河鉄道に乗車していた時間は40分と推測できます。
☆各駅のたくさんの乗客の乗り降りの時間
白鳥停車場で20分停車。
鷲の停車場、サンザンクロスの停車時間をおよそ10分ぐらい。
すると時間が0になってしまいます。
☆走った距離
結構な距離を走ったように物語は書かれているように感じますし銀河を旅しているのですから間違いなく長い距離に違いありません。
銀河鉄道の速度は間違いなく光速に近い速度でしょう。
(時間が0ですので光速かもしれません)
☆銀河鉄道の旅はジョパンニの夢だったのか
ジョバンニは眼をひらきました。
もとの丘の草の中につかれてねむっていたのでした。
胸はなんだかおかしく熱り、頬にはつめたい涙がながれていました。
ジョバンニはばねのようにはね起きました。
町はすっかりさっきの通りに下でたくさんの灯を綴ってはいましたが、
その光はなんだかさっきよりは熱したというふうでした。
夢を見た後の寝ぼけた状態であるジョパンニがはばねのようにはね起きるわけがありません。それが本当のことで間違いなくカンパネルラと銀河を旅したという確信があったので急いで走っていったのだと感じます。
それでは賢治さんが時間を間違えて表現したのでしょうか?
聡明な賢治さんのことですから別な違った意味を込めているのかもしれません。
主人公ジョパンニ以外は全員死者の人たちですから銀河鉄道は別な世界への片道列車です。その間の時間は止まっているのかも知れませんし、光の速さでの走行のため時間が止まっているのかもしれません。